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GRAMICCI PERFORMANCE LINE START多様なフィールドに対応するクライミングウェアへのアップデート。

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「グラミチとの出会い」

4年ほど前に、ちょうど僕らも参加したウェスタリンドのショールーム、スウェーデン人がオーナーのショールームなんですけど、海外マーケットへの意識が高いブランドが参加するショールームで、そこでの出会いがきっかけですね。
当時グラミチにハイスペックなギアっぽい洋服がなかったので、それをどうですかと言ったら、フリークスでテスト的にやってみることになって。それが上手くいったとこからですね。
以前は自分のブランド以外の話は受けていなかったんですけど、グローバルに展開するスポーツブランドのような、ブランドの中にセグメントされたプロダクトラインがやりたいのかなと感じて、ボリュームは少ないけど、イメージを作るようなところであればできますよという
話をしてみて。その代わり、ビジュアルとかロゴも変えたいし、そこまで通してだったらできるなっていう話になって…。
基本的に好きなブランドとしかやらないというのがもともとあったので。

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「自身が着るグラミチ」

グラミチは何本も持ってて、ショーツもロングも全部持ってます。アメリカ製のモノが好きで10代の頃から持ってますね。
キャンプが好きで、とくにキャンプ道具が好きです。キャンプが好きなのは、家族で楽しめるから、あとギアが格好良いし。キャンプだと、登山のような本格的なハイスペックなものは必要なくて。
あとグラミチって飛行機の中でよく見ますね。飛行機に乗る時、旅に行く時とか、いっぱい歩くとかの環境だったらイージーパンツがすごく良い。そういう時に履きます。そういう人多いんじゃないですか。

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「今秋からスタートするパフォーマンスライン」

グラミチには、もともとクライミングウェアという土台があるからやりやすいと思っていて。
そこは崩したくない。
だからパンツのシルエットはいじってなく、ベースはグラミチのオリジナルのパターンがあって、このパーツを付けたことによって、このパターンはこうした方が良いというのがあるので、リパターンはしてるんですけど、シルエットはグラミチがベースです。
一からブランドを立ち上げるという話だったらやってないですけど、アイデアは、もともとクライミングというのがキーワードとしてあったので。
クライミングの動きに合わせたようなパターンだったり、アウトドアという環境において防水性や撥水性を高くした方が良いという提案なんです。
カジュアルっていうゾーニングではない提案です。
スペックとしてはハードなアウトドアの環境で使えるスペックになってます。素材も厳選して、生地の機能にはすごくこだわって作ってあります。濡れても絶対大丈夫とか、そういうシーンでも着てもらえる。もちろんクライミングシーンでも。ファッションが好きで、自分に合ったものを着たい人、ちょっと他とは違ったものを着たい人に着てほしいです。
機能的なウェアがスタンダードになってきてて、でも機能的なものイコールナイロンみたいなイメージしかないじゃないですか。そうなると、女性とかは着づらいんですよね。
そういう部分を考慮して、機能的で着やすいものを掘り下げるのがすごく面白くて、化繊がすごく得意なんです。そこは、他のデザイナーにないところかも。
グラミチは自分も履いてたし、そこを通ってきた世代なので、自分じゃないとできないことがあると思っていて、積み上げてきたものって人それぞれ違うので、僕ならではの素材へのこだわりやデザインの部分でアップデートしていきたいなと思います。

©GRAMICCI